広島のエアコン工事
広島でエアコン取り付けを依頼する前に確認しておきたいこと
エアコンの取り付けを業者に頼むとき、「とりあえず来てもらって見てもらう」という進め方でも工事はできます。ただ、事前にいくつか確認しておくと、見積もりの精度が上がり、当日に「思っていた工事と違った」という食い違いが起きにくくなります。
この記事では、依頼する前にご自身で確認しておくと役に立つ項目を、確認の仕方まで含めて説明します。専門的な判断が必要な部分は業者側で行いますので、「分かる範囲で見ておく」という気持ちで読んでいただければ十分です。
なぜ事前確認で見積もりの精度が変わるのか
エアコンの取り付けは、同じ機種を同じ畳数の部屋に付ける場合でも、作業量が大きく変わります。壁に穴が空いているかどうか、室外機をすぐ下に置けるかどうか、専用のコンセントがあるかどうか。この3点だけでも、作業時間と必要な部材が変わります。
電話やメールでのご相談で「いくらぐらいですか」と聞かれることは多いのですが、この条件が分からない状態では幅のある答えしかできません。逆に、条件が分かっていれば、必要な作業と費用をかなり具体的にお伝えできます。
事前確認は、業者のためではなく、依頼する側が納得して工事を進めるためのものです。
1. コンセントの形と位置
いちばん確認しておきたいのがコンセントです。エアコンは消費電力が大きいため、専用のコンセントから電源を取ります。この形が本体と合っていないと、そのままでは使えません。
見ていただきたいのは3点です。エアコンを付けたい壁の近くにコンセントがあるか。その差し込み口がどんな形をしているか。そして、そのコンセントがエアコン専用のものか、それとも普段テレビや掃除機を差しているものか。
100Vと200Vはコンセントの形で見分けられる
100Vは、縦に細長い穴が2つ並んだ形です。アース端子が付いていると、その下に丸い穴か、開閉するカバーが付いています。
200Vは、横向きの穴が並んでいたり、片方がL字に曲がっていたり、3つの穴が離れて配置されていたりします。100Vとは差し込み口の形が明確に違うため、並べて見れば区別できます。
判断がつかない場合は、コンセントを正面から撮った写真があれば確認できます。
「エアコン専用」かどうかの見方
エアコン専用のコンセントは、壁の高い位置(エアコンの近く)に単独で付いていることが多く、差し込み口が1つだけのタイプがよく使われます。
分電盤を開けると、ブレーカーに「エアコン」「クーラー」などのラベルが貼られていることがあります。これがあれば専用回路が引かれている可能性が高いです。
近くのコンセントに延長コードでつなぐことは、発熱の危険があるため避けるべきです。専用コンセントがない場合は、電気工事が必要になることを前提に相談するのがよいでしょう。
コンセントの形が本体に合わない場合、変換アダプターで対応することはできません。電圧の切り替えやコンセント自体の交換が必要になります。
2. 室外機を置ける場所
室外機をどこに置くかは、工事の内容と費用に大きく影響します。室内機を付けたい壁のすぐ外側、地面かベランダに置けるのが、いちばん条件の良い状態です。
確認していただきたいのは、平らな場所があるか、そのスペースの広さ(一般的な家庭用で幅80cm・奥行き30cm程度の設置面積と、前方に空間が必要です)、そして室内機の位置からその場所までの距離です。
「置けそうな場所がない」と感じる場合でも、壁掛けや屋根置き、二段置きといった方法があります。判断は現場で行いますので、置けるかどうかを自分で結論づける必要はありません。周辺の状況が分かる写真があれば十分です。
- ベランダに置く場合:床が平らか、排水口の位置はどこか、洗濯物の動線をふさがないか
- 地面に置く場合:土か砂利か、コンクリートか。土の場合は沈み込む可能性があります
- 壁に掛ける場合:外壁の材質と、その下に人が通る通路がないか
- いずれの場合も:吹き出し口の前に1メートル前後の空間が取れるか
3. 配管を通す穴があるかどうか
以前エアコンが付いていた部屋なら、直径6〜7cmほどの穴が壁に空いていて、丸いキャップでふさがれていることがあります。この穴が使えれば、穴あけの作業が不要になります。
穴があっても使えないことがあります。新しい室内機の背面に隠れない位置にあると、配管が横から見える仕上がりになります。また、穴が室内側へ向かって上がっている場合、ドレン水が室内へ戻る原因になります。
穴の位置と、その周辺が分かる写真を撮っておくと、使えるかどうかの判断がしやすくなります。
4. 取り付けたい壁の状態
エアコンは据付板というプレートを壁にビスで留め、そこに本体を掛けます。この板が壁の下地(柱や間柱)に効いていないと、本体の重みと運転中の振動で緩んでいきます。
ご自身で下地の位置を調べる必要はありませんが、「この壁に付けたい」という希望の位置と、その壁の見た目(石膏ボードのクロス貼りか、コンクリートか、和室の砂壁かなど)が分かると、事前の想定がしやすくなります。
また、カーテンレール、照明、天井までの距離も確認しておくと役に立ちます。室内機は上部と左右にすき間が必要なため、思ったより低い位置に付くことがあります。
5. 本体の情報(購入済みの場合)
本体をすでに購入されている場合は、型番をお知らせください。型番から、必要な電圧、本体のサイズ、指定されている配管径が分かります。
通販で購入した場合、配管や取り付け部材が同梱されていないことがあります。届いた箱の中に何が入っているかが分かると、追加で用意する部材の判断ができます。
まだ購入していない段階でご相談いただくのも良い方法です。部屋の条件に対して能力が合っているか、電圧が現状のコンセントと合っているかを、購入前に確認できます。
6. 設置場所の階数と作業スペース
2階以上に取り付ける場合、室外機をどこに置くかで作業内容が変わります。同じ階のベランダに置けるなら通常の作業ですが、1階の地面まで下ろす場合は配管が長くなります。
外壁側に脚立を立てられるスペースがあるかも確認したい点です。隣家との距離が近い、植え込みがある、駐車場になっているなどの状況があれば、事前にお知らせいただけると準備ができます。
写真を撮っておくと話が早く進みます
ここまでの確認項目は、写真を撮っておくだけでほとんど伝わります。ご相談の際に添えていただくと、電話や文面でのやりとりが減り、必要な作業をより具体的にお伝えできます。
- 取り付けたい壁の全体(床から天井まで入るように)
- エアコン用コンセントを正面から
- 分電盤の中(扉を開けた状態)
- 室外機を置きたい場所とその周辺
- 配管穴がある場合はその位置
- 本体の型番シール(購入済みの場合)
まとめ
事前確認の目的は、業者に情報を渡すことではなく、依頼する側が工事の内容を理解した状態で進めることです。
コンセントの形、室外機の置き場所、配管穴の有無。この3つが分かっていれば、見積もりの精度は大きく上がります。分からない項目があっても問題ありません。写真を撮って送っていただければ、こちらで確認します。
この記事に関するよくある質問
確認項目が全部分からなくても相談していいですか。
構いません。分かる範囲でお知らせいただければ、あとは現場で確認します。特にコンセントの形と室外機を置ける場所の写真があれば、多くのことが判断できます。
本体を買う前に相談したほうがよいですか。
購入前のご相談もおすすめです。部屋の広さに対して能力が合っているか、必要な電圧が現状のコンセントと合っているかを事前に確認できるため、買ったあとに「取り付けられない」という事態を避けられます。
古いエアコンが付いたままでも相談できますか。
できます。既存機がある場合は、その型番と使用年数、現在の症状(冷えない、水漏れなど)もあわせてお知らせください。取り外しと設置を同じ日に行うかどうかで、当日の段取りが変わります。
この記事について
- 監修
- 3Peace 代表 面出 洋平
- 所在地
- 広島県広島市西区己斐上4丁目36-18
- 公開日
この記事は、広島市西区己斐上でエアコン工事を行う3Peaceが、実際の施工で確認している内容をもとに作成しています。 現場の条件によって適切な方法は変わるため、個別の判断は状況を確認したうえでご案内します。
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